Vitamix

低速ジューサーのジュースは、野菜や果物の酵素を壊さない

なんて、お話しを聞いたことがあります。

では、高速のブレンダーではどうでしょうか?

バイタミックスは、高速ブレンダーだから栄養がなくなってしまうのでは?と、

心配される方もいらっしゃるのではないでしょうか。

では、まず低速ジューサーとバイタミックス(高速ブレンダー)の違いを見てみたいと思います。
 

 

低速ジューサー

【何?】

野菜や果物を圧縮して、水分とカス(繊維質)に分ける機械です。


【作れるもの】

カス(食物繊維)を取り除いた、サラっとしたジュース

雑味がなく美味しいジュース。


【栄養】

ゆっくり絞り出す低速ジューサは、摩擦熱が加わらず酵素は壊れにくいと言われてます。

ただし、繊維の部分を捨ててしまうため、繊維部分に多く含まれる抗酸化物質がとりにくいのが弱点。

また、食物繊維をカスとして捨ててしまうので、以外に食材を必要とします。

そして、糖の吸収を抑える不溶性食物繊維を含まないので、糖質も気になるところです。


【お手入れ】

多数のパーツの洗浄。

外したパーツの組立てる必要。

 

 

 

バイタミックス(高速ブレンダー)

【何?】

野菜や果物の皮や種まで丸ごと撹拌できるホールフードマシーン。

 

【作れるもの】

野菜やフルーツまるごとOK!繊維質も含む、とろみのある滑らかなスムージー、

この他、温かいスープ、アイス、フープロ活用など多種のお料理にも活用して時短活用。

1台で、8つの調理法をひとつでこなします!
 

 

【栄養】

バイタミックスは、「高速で撹拌するため酵素が壊れるのでは?」と、言われています。

しかし、本当に壊れてしまうのでしょうか?

また、抗酸化物質(ポリフェノール類)は、固い皮、種などに、多く含まれています。

バイタミックスは、まるごと栄養素はもちろん、

分子レベルまで粉砕するから吸収しやすい状態で効率よく摂取できると言われていて、

さらに、繊維も気にならない喉ごしで美味しく飲めますよ。

また、不溶性と水溶性食物繊維の両方摂取できるので、腸内フローラを増やして腸内環境を刺激してくれます。


【お手入れ】

ブレードの取り外しなど一切なく、水又はお湯と洗剤を入れて高速のパワーで洗浄。
 

 

 

 

まずは、カス(繊維質)を取り除くジュースなのか、まるごと粉砕するスムージーなのという違いもあり、栄養素も異なることがわかります。

 

 

 

それでは生の酵素が、バイタミックスのスムージーに含まれているかどうかを見てみたいと思います。

また生の酵素については、とても敏感な栄養素なので、どちらも時間が経過するにつれ失うことが考えられます。

酵素をたくさんとりたい場合は、

「出来立てで飲む」「過熱しない(48度以下)」

ということが大切です。

 

【実験】

生の鶏肉がスムージーに含まれるたんぱく分解酵素でどれだけ変化するかをやってみました。

 

 

左側が、濃縮還元のパイナップルジュース(加熱殺菌済み)

右側が、バイタミックスで作ったパイナップルスムージーです。

しばらく、放置しました。

左側の濃縮還元のジュースは、変化がありません。

右側のバイタミックスのスムージーは、鶏肉のタンパク質を分解し柔らかく溶けています。

 

ということで、加熱殺菌の濃縮還元のジュースには、酵素はないようです。

高速回転のバイタミックスのスムージーには、酵素の働きがあったということがわかります。

 

 

 

ちなみに、どんなに体にいいジュースやスムージーもやめてしまっては意味がありません。

毎日続けることが大切!

丸ごとジュースにできるので、基本的には食材を破棄する部分が少ないのでお手入れは簡単。

というところもバイタミックスの人気の理由の一つです。

バイタミックスは、下準備やカットも、さらに、お手入れが楽でなので、

「毎日使っています。」「5年10年とスムージーを続けてます!」

なんてお声を、たくさんいただいています。

 

 

プロフィール***********************
高橋正恵
Vitamix公認インストラクター
二児の母。レストランのような美味しい料理が、家庭で手軽に作れるVitamixが大好き。身近な食材で簡単に作れるレシピを開発。

高橋正恵インスタグラムはこちらから>>
インスタグラムvitamix japan 公式アカウントでライブ配信中!>>
****************************