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NYのデザイナーチームのバウワー(http://bowernyc.com/)が初めて発売した「テーブル タイル」(Table Tiles)は、視覚の錯覚や様々なカラーパターンがモザイクのように現れるアイテムです。最新発売の「テーブル タイル オプティック」(Table Tiles Optic)でこのアイデアをさらに深めました。
ラインの繰り返し模様、ギャラリーや美術館の壁に描かれたモノを視覚的に拡大させるオプティカルワークで知られるミニマル画家、ソル ルウィット*の作品からインスピレーションを受けて新作は誕生しました。

 

*Sol Lewitt(ソル ルウィット) ― 米国の美術家。コンセプチュアル・アート、ミニマル・アートの先駆者。

 

ダニー ギアネラとタマー ヒジヤジによって2013年に設立されたコンテンポラリーデザインスタジオ「バウワー」は、1つ1つ意味のあるピースを集め、更に1つの集合体にして新たな機能を生むような対象に興味を持ちました。
ルウィットはご存じの通り、絵の描き方の手順を明らかにしただけで、作品の解釈は見る人に任せました。バウアーの「テーブル タイル」もお好きな解釈で使って欲しいと彼らは言います。


1枚でコースターに、組み合わせて鍋敷きとしてなど、ピースをミックスして模様やデザインを自由に創り出してください。

バウワーの二人にこのデザインが生まれた理由について尋ねたとき、二人は遊び心溢れた実験のような そのプロセスを語りました。「私たちがデザインした他のアイテムでの視覚における錯覚を試していたとき、モザイクのように形を広げ より大きな模様を作ったら面白いのではと考えました。最初の実験では、いくつかテーブル状の形を作って、それを使ってブレーンストーミングしていましたが、一人がその上にグラスを置いたんです。『コレだ!』と閃きました。1つずつのコースターが合わさり、大きな鍋敷きになる……これは実用的でパーフェクトだと気づいたのです」

 

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デザインは奥が深く知れば知るほど面白いですね。

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